家から下りてきてすぐの場所(しょんべんスポット)からの朝やけ |
みなさまこんばんわ、春ですね。
実録「ホームレスの衣食住」シリーズもついに最後となりました。
もっとも重要かつホームレスのホームレスたるゆえん、
住 の問題に本日はついに切り込んでいきたいと思います。
ぼくの場合は段ボールやビニールシートで家を建てたりしたものではなく、
あくまで「寝床」として利用しているため、非常に簡易的なものです。
寝れればOK、という気持ちで住んでいますが、
寝る以外に家ですることなんて思い浮かばないという方、多いのではないでしょうか。
寝床はいったいどこなのか
さて、我が家のロケーションはといいますと、橋の下、といいますか、
橋の中といったほうが近い場所にあります。
こんなかんじ
外からみるとこんな感じです。
歩いている高校生のちょうど真下あたりがぼくの寝床。
まさかこんなとこに人が住んでるなんて思いませんね!!
中の様子が知りたい
その中の様子がこんなかんじ
左側に衣類をまとめていて、拾ってきたかなりいいかんじのキャリーバッグにきれいな服を一日毎にパックしたものを並べ、毎日一パック持って家を出ます。
そして着替えるor風呂(2日に1回)などで洗濯物が発生すると手前の洗濯物カゴにストック。頃合いを見てコインランドリーへいきます。
右側は板を敷いていて、ここにキャンプ用のコンロ、水、酒、調味料、ギターetc...を置いています。
こんなかんじです。
丸いフタのケースの中に各種調味料が入っている |
PCを開き映画を観賞する事も可能 |
ただ、下からみるととてもホームレス感溢れる外観です。
下に来ないとわからないけど、見上げるとわかりますね。
このパイプ的なものの上に寝てます |
風雨にかなり強く、風も意外と入ってきません。
おわかりいただけたでしょうか?
朝、下を散歩する人の足音や、犬の声、風の音、鳩の鳴き声、雨の音…
そういったもので目を覚ます。人の声で目覚めるときはとても冷やっとする。
そんな寝床です。
おわかりいただけたでしょうか?
寝る以外のことはすべてその他公共の場所でする。
トイレは公園コンビニその他、洗濯はコインランドリー、風呂は温泉or銭湯に、
冷蔵庫はなくてもコンビニで冷やしてくれている。
そんなに悪くないような気がする、家賃ゼロの寝床です。
雪の日も意外と寒くない。コンクリで固められているためか風が来ない |
ひとり歩きの火曜日,ツノダヤマト