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2013年5月28日火曜日

タネの話:後編「たとえキ○タマをとられようとも」

どうもこんばんわ、最近は新茶の製造でmuffフジモトと日々、茶畑と茶工場をかけずりまわっておりますツノダです。


さて前回の特集記事「タネの話 前編」でF1種とはどういうものかということをわかりにくく説明いたしましたが、

後編である今回は、そのF1種はどのように作られるのかというところをまたまたぼくなりにわかりにくく綴ってみたいと思います。

準備はよろしいでしょうか。


F1種の作り方 その1:除雄


まずすべての説明の前に断っておかなければならないことがあります。

植物は、人間その他動物と異なり、「自家受粉」という子供作りを個体で完結させることができる人間に置き換えるとトンデモないことをしでかします。

はっきりいって人間に置き換えて考えると、もはやそれは完全体であり、凹と凸がガプと一つになったかのような存在です。

絵にしてみるとこんなかんじ

自分だけで子供つくれる 
自分で描いていてあれですがめちゃくちゃわかりにくいです

が、続けます。


そう、除雄とはこの左半分のオスの部分、つまり雄しべを取り除いてしまうこと。そしてほかのとこから交雑させたい雄しべを持ってきてそこについている花粉を、半身残され寂しくしている雌しべにこすりつけるという、

いたってシンプルなF1種の作り方です。ちょっと力づくというか、かなり強引ですね。
人間に置き換えるともう裁判沙汰です、たぶん。


絵にしてみるとこんなかんじ

雄しべが取り除かれ、掛け合わせたい品種の花粉を受粉させる


絵が下手ですね。

めちゃくちゃわかりにくいですが、まあ、こんなかんじです。


F1種の作り方 その2:自家不和合性


除雄、という方法はシンプルでわかりやすい、がしかし、ひとつずつ雄しべをとっていくのははっきりいって非常にめんどくさい。

ということで、人間は自家不和合性という性質を利用するために「クローン」を生み出すことにしました。

植物の中には自分の花粉を受粉する、つまり自家受粉するのを嫌がる性質をもった植物がいます。

自分自身で子供つくるより違う人と子供をつくりたい。そういうことです。すごく気持ち分かります。

この性質を「自家不和合性」といいますが、これはなぜか幼少期(つぼみのとき)には発現しない、というなんというか、えー、なんとも怪しげな性質を併せ持ちます。


絵にしてみるとこんなかんじ
 

…まあなんとなくわかりますかね?


花が開き成熟すると自分の花粉が嫌になる、そう、嫌になるその前に受粉させてしまう!

つぼみをこじ開け、そこに自分の花粉を無理矢理つけて受粉させてしまう



もうむちゃくちゃですね。



すると、望んでいないはずの自分の「クローン」のタネが大量にできることになる。

このタネを使い、畑一面クローンで埋め尽くすと、雄しべをひとつひとつ取り除く事なく、自家不和合性が働き、つまり廻り一面自分だと勘違いしてまったく受粉しない畑が出来上がるのですね。


で、そこに交配させたい種類の植物をもってくれば、F1種のできあがりと、いうわけです。








いやー、なんか疲れましたね


もうひとつ、F1種の作り方として「雄性不稔」という雄しべがそもそもはじめからない、という突然変異型の種を増やしまくってしまうたいそう物騒な作り方があるのですが、疲れたのでまたの機会にします。

「続・タネの話」をお楽しみに!それでは!



金玉をつかって病気をなおす医者もいる


ひとり歩きの火曜日,ツノダヤマト

2013年5月21日火曜日

【特集】タネの話:前編「ぼくはハーフのひと美人多くて好きです」

遺伝の法則で有名なメンデルさん

いつもご愛読ありがとうございます、農作業で日々色黒になっているツノダです。

最近わたくし農業に携わっているということで、ちょっと今日は真面目にそういう話をしちゃおうかなと思いまして、「タネの話」なんてものをしてみたいとおもいます。


さて、突然ですがみなさま、F1種というタネをご存知でしょうか?



ぼくはハーフのひと美人多くて好きです


現在、農家の人たちが使用し、世の中に流通しているタネのほとんどがF1種(一代雑種)というタネです。

これは人工的に異なる形質を持った品種を掛け合わせて作った雑種の一代目のことをいいます。

人間に例えてみると、顔立ちのはっきりしたスタイル抜群だけどメンタル弱めの白人女性と


ちびでゴリラタイプでメンタル強めの日本人男性



の間にできた子供は、顔立ちのいいスラッとした抜群の外見と、ゴリラタイプの強い内面を合わせ持った素晴らしい子供


が生まれる場合があります。
注:例えばの話です

このとき表にでている形質(ここでいうと綺麗な外見と強いメンタル)を「優性
裏に隠れている形質(ここでいうとゴリラ体型と弱いメンタル)を「劣性」といいます。

理科で習った「メンデルの遺伝の法則」というやつですね。


ちなみに上に上げた例のようないい感じの掛け合わせを「雑種強勢」なんていいまして、異なる形質のものを掛け合わせると親より優れた能力を持った次の世代が生まれることをいいます。

野菜の世界でいうと、甘くて綺麗だけど病気にかかりやすいトマト(ナタリーポートマン)と、味もイマイチ見た目汚いけど病気に強いトマト(muffフジモト)を掛け合わせて、甘くて綺麗で病気にも強いトマト(道端ジェシカ)を作る。

というかんじです。


2代目からが大変なF1種


しかし2代目からはちょっと具合の悪いことが起きてくる

1代目雑種のときに隠れていた、表にでてきて欲しくない形質、上の例でいうと

トマトだと味が悪く見た目が汚い形質と病気に対する弱さ、人間だとフジモトのちびでゴリラタイプの体型とメンタルの弱さ、これは表にでていないだけでなくなったわけではないので、これがでてきてしまいます。

道端ジェシカに4人の子供が生まれたと仮に考えてみた場合

長女


次女

三女







四女


という4姉妹が生まれる、なんてことが起こる危険性があります。
ここでの劣性はメンタルの不安定さが三女に、ゴリラ体型が四女に少しでたかな〜という印象ですね。

こうなってしまうと大変なので農家の人たちは一般的に、甘くて綺麗で病気にも強いトマト(道端ジェシカ)ができるタネを毎年買うことで事件を未然に防いでいます。

実際のところはこれだけ個性豊か、というかバラバラの形質のものを持った野菜ができてしまうと出荷できない(実際のF1種は大変な数の掛け合わせをしているのでむちゃくちゃにバラバラになる)ので毎年新しいタネを買うことになります。


しかしまあ別にタネを買い続けなくてはならないわけではなく、
形質はバラバラとはいえタネはできるわけですから、野菜を作れない事はない。


タネ買う→育てる→タネ買う→育てる→タネ買う→育てる……………

というピストン運動ではなく

タネ買う→育てる→タネ採る→育てる→タネ採る→育てる…………

という自分とこで完結するサイクルをつくることもできるはずです。



好みのコ、指名して固定できるってほんとですか


となると、どのタネ選んで採るんだってことで、


「おい、おまえ、だれが好みなんだよ」

という話になりまして、
「は?沢尻っしょ」
「えー!まじか!おれ絶対クリステルだわ!エリカとかまじ無理付き合えない!」
「え!オレ断然宮沢りえなんだけど!」
「うっそおまえ年上好きかよ笑」
なんて話になりまして、イレギュラーなやつは
「お、おれはやっぱクリステルかな…(アジャコングまじタイプなんですけど)」
となるわけですが、ぼくは宮沢りえ派です。


とまあ採ったタネを育てて、お好みでよく育ったと思うもののタネを採り、育て、そのなかからまたよく育ったもののタネを採り育てる、というのを繰り返していくと、

その好みの形質が固定される。

ぼくのイメージでは道端ジェシカの中に潜んでいた宮沢りえの血をどんどん濃くしていく、というかんじなのですが、

この方法を「選抜固定法」といいます。

この形質が固定されたタネを固定種といい、
さらにいろいろな土地で古くから育てられ、その地域特有の形質を持ったものを「在来種」といいます。

有名な在来種でいうと「野沢菜」だったり、京野菜なんかがそれです。







さあ、あなたはだれを指名しますか?




ちなみに「優性」とは子供を支配する形質、という意味で「優れている」という意味ではない。つまりこの3人でいうとぼくはジェシカ派

ひとり歩きの火曜日,ツノダヤマト





2013年5月14日火曜日

【ご連絡】筆者、情報収集に追われているため本日休刊のお知らせ

本日、「ひとり歩きの火曜日」、まことに勝手ながら休刊させていただきます。


やはり何事も情報収集が大事。

次週からの記事をよりよくするため、今週は情報収集に専念させていただきます。
火曜日を心待ちにされていた読者の方々には深くお詫び申し上げます。


そして次週より2週にわたり、特集記事「タネの話」を掲載していきたいと思います。

ご期待ください。


今週は前回の特集記事、「細菌の話」を読み返し、良き時間をお過ごしくださいませ。

【特集】細菌の話 第1話「細菌が見えない」

【特集】細菌の話 第2話「酒をつくりたい」

【特集】細菌の話   第3話「腐っても発酵」

【特集】細菌の話  最終話「菌ってなんなんだよ」


それではまた来週!

「どうもすいません」「もう大変なんすから」でおなじみの林家三平


ひとり歩きの火曜日,ツノダヤマト





2013年5月7日火曜日

【コラム欄】器の穴

ぼくは特別に好きなものがない


それなりにアニメが好きなので、最近は仕事が終わるとアニメばかりみていて、
それもそろそろ満足してきたので、先週までは寝る前の6時間ほどアニメに費やしていたけど昨日からみていない。

昨日おとといあたりからは映画を観たくてたまらなくなっている。映画もそこそこ好きだからだ。

音楽もまあ普通に好きで、一日中聴く事もあるけどまったく聴きたくないときもあって、1週間くらい自分で音楽を聴こうとしないこともざらにあるし、なんなら友人が友人宅で音楽を流しているのを聴くのも嫌なときだってある。

ぼくの友人には音楽好きが多いしレコードだなんだとひたすら聴き続けていても大丈夫、どころか聴いてないと枯れ果てて死ぬのではというような様子でいる。

うらやましいなと思う。


ぼくにはそういうなにかに想いを注ぎ注がれ続けるに耐え得るものがない。

ぼくはすぐからっぽになるしたかだか1週間ほどで満タンになる器の小さい人間なのだ。
それかぼくの友人の器の底に穴が開いてるか、どちらかだ。


思い出した

ぼくは格別に酒が好きなんだった

まさにザルである



つい最近までハマっていたはずの落語(というか談志にハマっていた)も最近はとんときいてない


ひとり歩きの火曜日,ツノダヤマト

2013年4月30日火曜日

【地方欄】ツノダの田舎生活〜ここ1週間の生活を振り返る〜

こんばんわ、田舎くらしも今日で丸1ヶ月となりましたツノダです。

先週も書きましたが、まだ1ヶ月かよ、長いわまじかよ

といった具合でして、僕自身一体なにをしてるのか、
ツノダの田舎生活の紹介も兼ねまして、先週一週間の生活を振り返り、なんでこんな時間が過ぎないのか観察してみたいと思います。


月曜〜水曜 ー茶と炭の仕事ー


茶畑、炭窯のある野瀬という場所にて撮影。20代とは思えないフジモトの後ろ姿


ぼくは現在2つの職場をかけもっておりまして、週のはじめの半分を徳寿園というお茶屋で働かせてもらっています。

で、先週22日〜24日は一体なにをしていたかといいますと、、、、、






忘れた…


え、忘れた…


思い出せない。


たぶんお茶の選別と袋詰め、炭を釜から出す仕事、

といっていたら思い出しました。そうです、

23、24日は大阪グランフロントのうめきた広場に出店、

グランフロントでの様子。5月は3〜6日に出店
22日はその為の準備として、やはりお茶の選別と袋詰め、炭を釜から出す仕事、そしてこの日は茶の木を定植する仕事をしていました。思い出しました。


山で大きくなった茶木を畑に定植

しかしなんでなんでしょうか。

まじで忘れるほど先週のことが遠い過去


野瀬で仕事が終わると現れる夕日



木曜〜土曜 ー畑とレストランの仕事ー


週の後半、木曜日からはフジモト兄夫婦が経営する農家レストラン、三心五観で働かせてもらっています。

25日は、丹波の野菜を移動販売している「にじ屋」の片山さん(暖かくなり野菜がたくさんできてくると、この片山さんにも協力してもらいぼくも移動販売する予定)がきていたので、朝からタケノコを掘り、

30分ほどで大量に採れた

根っこ部分なのかなんなのか知らんが非常に気持ち悪い
その後、椎茸の原木の整理をし、

生えている竹を利用して原木を立てかけるところをつくった(一度失敗して崩壊そして再建)

昼からは畑にでてハウスでなにかしてたけど覚えてない。

その後、籾から芽がでて育苗第二フェーズに入ったということで、フジモト兄の元研修先である小橋さんのもとで育てられている稲の赤ん坊的なやつをそれぞれハウスへ移動させた。

気持ち悪いほど発芽している
プレート的なものに土を敷き詰め、籾をバラまき温度管理された場所で保管すると、3日ほどでこんな感じにうじゃうじゃと芽が出てくる。

これが意外と重くて、運搬作業が地味にキツい。



これが育つと奥のような緑になる。とおもう。


これで25日は終わり、

26日はたしか休日を暇していたありちかを駆り出し午前中は草刈り&草引き。

暖かくなってきていろんな生き物が現れた。

変な虫。体のバランスがおかしい

仮面ライダー系統の虫。手袋してるかんじが良い

ザ・カエル
午後からは田んぼにいき、畝に土を塗るという説明しにくい肉体労働をした。


27日はというと、午前中は7時過ぎからボロ家前の草刈りをしたあと、畑に出向き、
前日の草引きのつづきを。

昼はレストランの予約があったのでレストランの手伝い&次の日も大人数の予約があったので仕込み手伝い。
店の隅で飯を食うマルコメ(フジモト兄夫婦長男)


その後2時すぎからは畑に戻り草引き&種まき(バジル&ズッキーニ)をしたような気がする。



すごい。

写真があると思い出せる。



田舎の時間速度は遅い


しかし改めて振り返ってみると、本当に先週のことなのかと思うほど遠い過去のような気がする。

ホームレス生活の3ヶ月は一瞬で過ぎ去ったというのに。


やはり田舎は時間の流れが異常にゆっくりなのではないかという推測にいきついてしまう。
上にあげた昼間の仕事に加え、ぼくらはアフターファイブも忙しい。


こんなにたくさんのこと、絶対都会ではできなかった。

田舎、おそるべし。

草刈りで大量に採れたヨモギでタバコをつくった

ひとり歩きの火曜日,ツノダヤマト

2013年4月23日火曜日

【地方欄】タンヴァのアフターファイブ

こんな生活がしたい

どうもこんばんわ、田舎の民ツノダです。

ど田舎タンヴァにきて3週間がたちましたが、感想としては

「まだ3週間しかたってないのかよ」

これに尽きます。


なぜか。答えは簡単です。


アフターファイブが忙しすぎる。



ど田舎のアフターファイブ


休日が週に1日しかない上に自宅周辺には遊ぶ場所など皆無なため、アフターファイブの過ごし方が問われる田舎の生活。

実際になにをしてるかというと、主には

・同居人と飯を食う
・同居人と酒を呑む
・同居人と動画を撮る

という3点となりまして、これだけでかなり忙しいのはおわかりいただけると思いますが、
田舎はこんなもんじゃない。


田舎なめんなよ。




先にいっときます。また、2度言わせていただきます。



田舎、なめんなよ。





芽吹きの季節、田舎のアフターファイブ、最も人気のアクティビティがこれ


野草採集

 タケノコ掘り
タケノコの皮を剥き続けるありちかとヨシズミ




夕飯の食卓に並ぶ食材を自然からいただく。
これこそが田舎で暮らす我々にしかできないアフターファイブの過ごし方でしょう。



そしてこれからは…




スケボーに我らのアフターファイブを捧げる夏がやってきます。





ひとり歩きの火曜日,ツノダヤマト

2013年4月16日火曜日

【地方欄】田舎の乗り物

ぼくは何フェチかと聞かれると「脚フェチ」だと答えます


田舎で最も必要なもの、それは



これまでの人生24年と8ヶ月、ぼくは自らの両足とチャリンコ、

そして電車を利用して生きてきました。

ちなみにぼくはバスが嫌いです。


蜘蛛の巣状に張り巡らされた線路、それは我々現代人にとって当たり前の風景であり、
なくてはならないライフラインです。

駅まではチャリンコ、目的地最寄り駅につけば徒歩という移動スタイルでぼくは生きてきたのです。
わざわざ文字にするのも困難なほどありふれた、無意識に利用している移動スタイルです。


田舎にきてぼくは気付きました。

田舎とは、電車が走ってない場所の事をいうのだと。


ここにきてぼくの人生は初めて、自らエンジンを動かすようぼくに命じたのです。



はじめての原チャ


同居フジモトくんは言いました。

原チャなんかババァでも乗ってる


この言葉に背中を押されたぼくが、まず最初に自ら動かしたエンジンが原チャでした。


大阪からこのど田舎タンヴァまで5時間かけて搬入された同居ありちかくんの原チャです。


「ありちか、原チャの乗り方、おしえてくれ」

先輩であるぼくはありちかくんにこう言い放ち、原チャの運転方法を習いました。

当初、エンジンを動かす際に用いる、「キック」なるものに苦戦しました。



はじめての原チャ from Tsunoda Yamato on Vimeo.

また、あちちかくんの原チャ教習後はじめてひとりで原チャを動かした際、ボロ家前の大きな溝に落ちかけました。
というか半分以上落ちていました。

腕の力を使い、引き上げました。


そんなぼくも、いまではブイブイとありちかの原チャを乗り回しています。



2年ぶりの自動車、はじめての路上


「あんた車の免許はとっとかんといけん!就職するときに絶対いるんじゃけん!免許もっとらんとしょうもないよ情けない」


祖母の言葉です。


そして半ば強制的に車の免許(AT限定)を2年前の4月に取得して以来、
身分証明書として以外まったく利用せず、ただの一度も自動車に乗る事がありませんでした。


教官なしで車に乗った事がない。


そのことに気づいたぼくは近所にすむフジモトくんの舎弟・吉住(吉住についてはフジモトくんの記事であるこちら「ヨシズミという後輩 」を参照ください)を教官に抜擢しました。





現在、自動車運転練習中です。



はじめてのトラクター



トラクター


ラテン語で「引く」を意味するこの乗り物、自動車をあらゆる意味で牽引する車のなかの車。

そのトラクターに先日、乗りました











どうですかこの顔。

これからの人生、トラクターをブイブイいわせるいい男として生きていきたいと思います。


これからもどうぞよろしくお願いします。




ひとり歩きの火曜日,ツノダヤマト



2013年4月9日火曜日

【地方欄】ボロ家の間取り

地層をイメージしているという、丹波のゆるキャラ


どうもタンヴァ市民ツノダです。

先週からタンヴァ入りしまして、ようやっと茶と炭そして畑の仕事につきまして、

汗流し日々過ごしております。


茶の話、炭の話、畑の話そんな話を深々とやっていきたい、そう思っていましたが、

新天地、新しいことばかり(車の運転など)でぼかぁもう疲れました、そんな頑張ってかく気力ございません!


とりあえずボロ家改めて紹介することに致します。


ボロ家概要


現在、私が住んでいるボロ家には私含め3名の年頃の男が住んでおります。

昨年から住んでいる年長者のフジモト、私と一緒の日に越してきた後輩ありちか、そして私です。

この我々3名が住むボロ家シェアハウス、築年数不明でありながら

雨漏り箇所わずかに1つであり、

すきま風こそあるものの、庭付きかつテラス(フジモト自作)付き、
風呂(シャワーなし)トイレ(ぼっとん)完備という好条件物件なのにもかかわらず、

なんと家賃0円!

タダなんですね、ぼくが先月まで住んでいた橋の下と同じ家賃なんて嘘だろという物件です。

それもこれもこのお二方のおかげ



生前このボロ家に住んでおられたお二方がいたからこそ、私達はここで楽しく日々を過ごせているわけでありますので、しっかりとフジモトくんの部屋(ベッド上方)に遺影を飾っております。

注:本当に感謝しています


ボロ家の間取り


さて、ボロ家シェアハウスの気になる間取り、
やはり田舎の一軒家ということで、なんせ広い!

こちら生活スペースである1F間取り

こちら2F。屋根で酒盛り可能です


どうですか?

写真を撮るの忘れた&汚くて撮れなかったので手書きの間取り図となりましたが、

広さは伝わったのではないでしょうか?
詳しくは来てみて確認してください。


そうです、こちらのボロ家、いつでもお泊まり可能です。
間取り図にも書き忘れましたが、ボロ家となりには納屋もあり、こちらでの宿泊も可能です。

というかボロ家の近況はこちらをご覧ください→ http://goo.gl/Siwu7
Facebookページやっております。
写真とかもこちらであがってるのみてくださいお願いします。

ということで、みなさんお待ちしております(女性大歓迎)ので是非気兼ねなく手土産もってお越し下さい!


最後に先月ボロ家で行われたイベントの様子をご覧になっておやすみください。



2013.3.2 タンヴァボロ家企画「ホームレス大和がタンヴァにやってくる」 from Tsunoda Yamato on Vimeo.


ひとり歩きの火曜日,ツノダヤマト

2013年4月2日火曜日

【地方欄】ツノダ記者ついにタンヴァに移住〜その険しい道のりを追った〜


ボロ家外観画像

千葉県橋の下発 九州広島経由 ボロ家行き



どうも、新生ツノダです。

3ヶ月に及ぶ橋の下でのホームレス生活を終え、

ついに2013年3月31日、タンヴァボロ家に移住してきました。


ハローボロハウス、グッバイハッピーホームレス!


しかしその道のりは長く困難の連続でした…



雨降りのマイホーム解体


3月25日。タンヴァ移住いばらの道のりはまず家の解体からはじまった。

引っ越し荷造り中の様子


3ヶ月共にした生活用品の数々に別れをつげ、1時間ほどでささっと家を片付けたぼくは橋の下での最後の晩餐を楽しみ、

カップラーメンとコンビニおむすびでスタンダードにキメた


颯爽と新宿へ移動。

友人と朝まで呑んだあと、7時半の飛行機で羽田から熊本へと飛んだ。



九州上陸 〜熊本ツーサウザントイェン事件〜


離陸と共に意識を失ったぼくは2時間後、上陸の衝撃で目を覚まし、

気がつくと目の前にくまモンがいた。

くまモンがどこにでもいる

3月26日、熊本のど田舎でレストランかなんかで働きはじめた友人と会う約束をしていたのだが、圏外でまったく連絡がつかず、というか26日は休みだから街出るから向かいにいくよといってくれてたはずなのに、連絡一切つかず、


しょうがなくひとりで熊本の街を練り歩き飲み明かした翌朝、事件は起きた。


通帳の残高が2000円。


友人に連絡がとれず、初めての九州、知らない街での一人旅

熊本で残高2000円。

終わった… 楽しい九州の旅が終わった… というか

なにも考えられない…

とりあえず昼飯を空きっ腹にぶち込みTwitterで助けを求めたところ

月曜担当カナザワ記者 a.k.a 神戸のイエスキリストが「LINEで銀行名と口座番号と支店番号教えやがれクソ野郎」との一言でぼくに5万円を送金


天使の羽を授かったぼくはその後博多、小倉へと赴き、毎夜うまい酒を飲み明かした。

後日わかったことだが、熊本で会う約束をしていた友人は実家で甲子園をみていたらしい。

博多 山笠

小倉 飲屋街


実家広島 〜実家がまだカレー屋事件〜


30日。小倉を朝8時半のバスで発ったぼくは、12時半には実家に到着していた。

なんか変わったことないかなぁ〜というぼくの期待を裏切るかのように、

やはりそこはカレー屋だった


タンヴァにカレーを送付してもらう約束をなんとかこぎつけ、
31日深夜0時、広島を発った。

朝5時半、大阪に着き、フジモトくんと合流。

お茶屋のイベントに参加したあと午後19時、ついにタンヴァボロ家にたどり着いたのだった。



総括



いやまじ超楽しかった



ボロ家の元住人の方の写真


ひとり歩きの火曜日,ツノダヤマト

2013年3月26日火曜日

【コラム欄】ホームレスが家について考える



ごきげんよう、ホームレスツノダです。
私はいま、熊本の漫画喫茶にきています。

昨日、3ヶ月過ごした橋の下の寝床を解体し、今朝、熊本に遊びにやってきたところ
記事を書かねばならんということを思い出してしまい、ここ、自遊空間に飛び込んだというわけですね。

先週で最終回を迎えたホームレス実録シリーズはこちらです。

【実録】ホームレスはじめました(前編)
【実録】ホームレスはじめました(後編)
【実録】ホームレスの衣食住 〜その「衣」〜
【実録】ホームレスの衣食住〜その「食」〜
【実録】ホームレスの衣食住〜その住〜


振り返るとなかなかの長編ですね....

このホームレスシリーズのおまけとして、本日はここ熊本の漫画喫茶で「家」について考えてみようと思います。




家とはなにか



昨日の寝床解体は非常に感慨深いものでした。

ぼくは人生で6回、今回タンヴァへの引越しで7回目の引越しとなりますが、
今回がダントツで泣けた。

家に対して「ありがとう」とはじめて思えたかもしれません。


そうです、ぼくはあの橋の中の住処を完全に「家」 と認識していました。



家の意味を調べてみると
【意味】 家とは、人が住むための建物。住まい。家屋。生活の中心となる場所。

 家の語源を調べてみると、
「い」が「寝る」を意味し、「へ」が「戸」に通ずるとする説。
「い」は接頭語で「へ」は容器を意味し、人間を入れる器を意味する説


 なるほど寝る場所のことをいうのか、というかんじですが、あと一押しパンチがないように思えます。

ぼくはこの家の意味に「人が帰る場所」というのを付け加えたい。



友人と新宿やらどこそこで酒をのみ酔っ払ったとき、ぼくはホームレス生活最初の1ヶ月ほど、

「うわぁ、いまから帰る場所橋の下かぁーまじかー嫌だなーーーーー

と思っていました。

が、不思議なもので、河辺までくると妙に落ち着く、という変な感覚を覚えました。

「あぁ、帰ってきたなぁ」と思うんですね。


そしてそれが数回つづき、ホームレス生活2ヶ月を超えたあたりから、

もうはっきりいってルンルンで帰ってました。


「はやく帰って寝たい」と、普通にそう思うわけですよね。


そう、つまり、家とは「酔っ払ったとき、はやく帰って寝たいと思う場所」のことをいうのではないか。


安心できる場所、身をゆだねれる場所、帰り着いてホッとする場所、それが家なのではないか。

そしてそんな場所は橋の下でもつくれた。

ホームレス生活3ヶ月でわかった最大の事柄、「家は橋の下でもつくれる」。

当たり前のことを実感できた最高の3ヶ月でした。





ひとり歩きの火曜日,ツノダヤマト