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2012年7月16日月曜日

【コラム欄】マイナーな自販機でマイナーなジュースを買ったら美味しかったので感動してこの記事書きました。


安心価格という抽象的すぎる表現。

マイナーな自販機にロマンあり


サントリーやコカコーラ、キリン、アサヒ、ダイドー、ポッカ、伊藤園…………飲料メーカーの数は多いがそれ以上に多いのが自販機の数。しかし、街中で見かけるのは大体がメジャーと言われるメーカーのもので、種類はおおよそ限られていると言っても過言では無い。


しかし、時たま見つけることがある。
立ち止まってしまい、「んん?なんだこの自販機。見たことないぞ……。メーカーは……んん、知らんなぁ……」
とさせられる自販機を。いわゆるマイナーな自販機


よく分からないロゴ
おいしいのか想像のできない飲み物
とりあえず緑茶とコーヒーはある
変なキャラクターが缶に印字されている
etc


そんな数々の魅力を持ったマイナー自販機を今回は少し紹介します。



1.MMC(三本コーヒー)





神奈川県に本社を置く飲料メーカーMMC。
香黒墨(コークス)焙煎という独自の製法で仕上げたコーヒー系飲料を中心としたラインナップとなっている。
関東、北海道では割とポピュラーだが、西日本での知名度は今ひとつ。
パチンコチェーンでの景品としてのシェアが大きいらしいので、パチンコ好きのあなたなら一度は飲んだことのあるメーカーなのではないだろうか。







2.沖縄ボトラーズ





UCCの関連会社で、沖縄県を本社に置く琉球ボトラーズ。
写真の琉球コーラや、シークアーサーソーダ、さんぴん茶などの沖縄色溢れるラインナップを揃え、地域密着型の経営をしている。
ちなみに、テレビCMは放送されるものの、自社のホームページを持たないという今時珍しいタイプの企業でもある。







3、タイガー





兵庫県神戸市に本社を置くタイガー。
自販機に東北大震災への募金箱を設置したことで有名。
サンガリアと同じく、全品100円で販売している。
観光フェリーに割りと多く設置されているらしい。



この3つの中で、あなたはどのメーカーの飲料を飲んだことがあるだろうか?



マイナー=売れていないでは無い


紹介した3つの企業、存じなかった方も多いと思うが、
実は全て安定した年商をあげている地元では優良企業と言われている飲料メーカー。
そう、マイナーだから弱小な企業というわけではない
この記事で言いたいのはそこである。
「本社のある県や地域に特化することで開発から製造、設置までをスムーズに行える」
「スケールメリットを生かした密度の濃いマーケティングを展開できる」等、
一見マイナーであることは弱みと思われがちだが、飲料メーカーにとっては実は強みでもあり、利点でもある
だからこそ、私達は日本各地で見たことのない自販機に遭遇するのかも知れない。
「喉が乾いたけど見たこと無い自販機だな、有名じゃないからマズいんだろうなぁ・・・、ちょっとやめとこう。」
と思い込むのは非常に危険。
自販機との一期一会を、読者のみなさんには是非楽しんでいただきたいものだ。



手動販売機


提案の月曜日,カナザワケント