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2012年10月4日木曜日

【生活欄】ビールの旨みはあなたの優しさ

ビールの旨みはあなたの優しさ



ここ最近、若者のビール離れが進んでいるという。
ビールが大好きな私はこの事態を非情に重く受け止めている。
そして、悲しんでいる。


私も社会人になり、飲み会に行く機会が増えた。
実際、一杯目からビール以外を頼む人もいる。
ただ何より多いのが一杯目はビール、二杯目はビール以外という人だ。




ビールは二杯目が美味いのに!!
もったいない!!




二杯目のビール




私は二杯目のビールこそ至高の味だと思っている。


一杯目は喉越しを楽しむ。二杯目は旨みを楽しむ。三杯目以降は惰性で飲む。





ビールの旨み



ビールの旨みは苦味である。
その苦味を二杯目にゆっくり味わって飲む。
口の中にビールを注ぎ込み、一度天を仰ぐ。
苦味成分を口内全体に馴染ませる。
そして、ゆっくりと飲み込む。




ビールは、本来味わう酒なのだ。
ビール嫌いなあなたも、二杯目のビールと出会って頂きたい。




ビールの旨みは苦味。
その苦味は、あなたの優しさに
ちょっと似ている。
不安定な木曜日, ノムラカズユキ

2012年10月3日水曜日

【観光案内】日本で最も美しい村「京都府伊根町」へ②

本日10月3日は「登山の日」です。「と(10)ざん(3)」

ありがとうございます、ど田舎の水曜日担当フジモトユウキです。

 
お送りさせていただきます。

ああ素敵に違いない舟屋民宿の予約も終わり、準備万端、いざ、出発当日の朝からのお話です。


日本で最も美しい村「京都府伊根町」へ②

盟友TW200にまたがって



9/22(土)朝8時に我がボロ家を出る。はずだった。
前日までに準備は完璧だと思っていた。

なにせわたくしフジモトは、「準備のフジモト」と周囲では呼ばれているほど、
準備には妥協せず、黙々と様々なシチュエーションを考え、準備の準備を重ねるような男だ。

天気予報は、1週間前から毎日のチェックは当たり前。
天気が良いこと、気温が良いこと、約2時間で伊根町まで行けるということから
出発2日前にわたくしは大学時代からの盟友「TW200(中型バイク)」に乗って向かう判断を下す。
(バイク以外の選択肢は軽トラックしかない。)

フジモトの盟友TW200


一緒に向かうのは、りょうこ。

このりょうこが一筋縄ではいかない。

思えばまず、舟屋民宿に宿泊するということから説得が大変だった。

「せっかく私は天橋立周辺のホテルを調べたのに勝手に舟屋を予約した」
「晩ご飯付いてないやん、どうするつもり」
「そもそも舟屋って汚そう」

まるでぼくは今の民主党。責められまくり。
ただ、真摯にわたしはこう答えた。

「せっかく私は天橋立周辺のホテルを調べたのに勝手に舟屋を予約した」
⇒ごめんなさい。

「晩ご飯付いてないやん、どうするつもり」
⇒ぼくが日本海の食材を調達し、部屋で作ります。ガスコンロとかも持って行きますし。

「そもそも舟屋って汚そう」
⇒そうかな・・・

なんとか決議・可決された。



さあ出発だ。

 

出発予定時刻8時。満を持して納屋からTW200をゆっくりと引っ張り出す。

エンジンをかけるためのセルボタンを押す。


かからない。

・・・これはよくあることだ。なんら問題ない。

キックで試みる。


かからない。

何度もキック。これでもかとキック。次で点くだろうと願い、キック・・・

かからない。嘘だろ。

気温はおそらく20℃はきっていただろう。

それなのにわたしは一人汗だくである。

横には寒い目のりょうこがヘルメットをかぶった状態でつっ立ち、こちらを見ている。

ははは、まさかなと思い、ガソリンタンクを開けてみる。



・・・なぜガソリンがない。

なぜガソリンがないのよ。
 
準備のフジモトのバイクがガス欠とかありえるのか。

 
ガスコンロや鍋、あちらでゆっくりと読む本など、準備しておくべき最小限の荷物にまとめて昨日早めに就寝したはずである。

横にいるため息をつくりょうこがついにカバンを下に置いた。

 
まじなのか。

そんなことがあっていいのか、人生。おれの人生よ。

 
揺すってみる。盟友TW200を横に揺すってみる。

いまある力の限り盟友を揺すってみるのだ。

そして、耳を澄ます・・・

かすかに液体の音がする・・・

そうだ、上からガソリンタンクを覗いても見えないだけで微かにガソリンは残っているのだ。

祈りを込めて、もう一度キックに足をかける。

ふう〜っと息を一度全て吐ききる。

信じるしかなかった。

もうこれまでに何度キックを試みただろう。

キックをする方の右足裏がひどく痛む。

でも、本当に、もう最後に、祈りを込めた状態でどうか最後のキックを蹴らせてちょうだい。

一蹴りでいいから。

りょうこのため息をも味方にして、わたしの右足に全てを込めて、そして、蹴った。




・・・ドルン・・・・・!!!





盟友は懐かしい音をあげた。丹波中に轟かせるような音だった。

涙が出そうになった。

火照ったわたしとため息りょうこは盟友にまたがり、ボロ家を後にした。

時刻は8:45となっていた。


つづく


ど田舎の水曜日,フジモトユウキ



2012年10月2日火曜日

【企画】アルコール依存症になりかけるほど美味いといわれるビールを飲んでみた


カナザワ記者はいう

間寛平はお供えビールでアルコール依存症になりかけた


間寛平ってアルコール依存症なの?あ?なりかけたってことは違うの?ということよりもやはりここは

「お供えビールってなんだ?」となるのが普通であり

「間寛平って誰?」なんていう輩はもう読み飛ばしていただいて結構。明日のフジモト記者の記事を待たれよ。

いや、べつに間寛平なんぞシランでも関係のない話なのでやはり続けて読んでください。


まぁ簡単に説明すると、間寛平とはよく走る関西のおっさんである。

いやだから間寛平はここではそれほど重要ではない。



 比べてみた


「お供えビールとはなにか」

135ml入りの極小ビール缶のことだ。



とてもちっちゃい
なんか目が変なかんじがする。なんだこの見慣れなさは。

350ml缶、500ml缶と比べてみるとよりわかりやすい。

ちっちゃい。
500ml缶のこの雄大さはなんだ。

しかし特筆すべきはその値段。

この小ささで100円します。

発泡酒の350ml缶が100円ほどですからこれはかなりの高級ビールといえる。

幼少期貧乏で貧乏で金持ちになりたいと思い続けた間寛平が、
このお供えビールを冷蔵庫に所狭しと並べていたのもこの高級感が理由とのこと…

私もいずれは…と思わない不思議がここにある。


飲んでみた


のそのまえに、当然ながら持ってみた。軽い。

それはそれは軽い。

普段慣れている500ml缶の4分の1近く小さいのだからそれはもう、4分の1近く軽い。


まずは缶からそのまま飲んでみる。
ゴクゴクゴクっと三口。
ゴクゴクっと二口。

なくなった。


なくなった。


なくなりました。


5口で、なくなりましたよ。

三口+二口=5口

間違いなく、5口でなくなりました。


これは少ない。というかなにこの爽快な飲み口

スッと入ってきてなにもなかったかのようなこの飲了感!


グラスに出してみる。


断っておきますが、まだ飲んでません。

これで全量です。

少ないなぁ…すごいなぁ…



と思っていたらなくなりました。


気づいたらなくなるこの飲み心地。

キンキン冷え冷えのままなくなる高級感。

次から次へ手を伸ばしたくなる飲了感。

3缶目でも初めてのようないままでにないこの不思議な感覚………


これは、





危険

冷蔵庫での存在感


ひとり歩きの火曜日,ツノダヤマト

2012年10月1日月曜日

【シリーズ】100円マック以外の100円◯◯を調べてみた【フレッシュネスバーガー編】


前回記事

【シリーズ】100円マック以外の100円◯◯を調べてみた【モスバーガー編】



100円モス


100円マックがあるなら、100円◯◯があっていい。


100円マック。
言わずもがな、100円で買えるマクドナルドのメニュー群の呼称であり
マクドナルドを代表する人気メニュー群のひとつ。
だがしかし何もハンバーガーチェーンはマクドナルドだけでは無いわけで、
さらに言えばマクドナルドじゃなくたって100円でお得に楽しめるメニュー群
他のチェーンにも必ず存在するはずだ(ただそれを全面に押し出すような宣伝手法を取っていないだけで)。


というわけで
ご好評につき第二弾。今回はフレッシュネスバーガーの100円◯◯をみなさまに紹介しようと思う。



100円マックって何があったっけ?


紹介の前に、前回の更新後読者の方から



「そもそも100円マックってどんなのがありましたっけ?」



というお声を頂きましたので今回最初に掲載しておこうと思います。



100円マック(各都道府県により違う場合あり)



・ハンバーガー

・チキンクリスプ
・ジューシーシャカシャカチキン
・ホットアップルパイ

・マックシェイク sサイズ

・プレミアムローストコーヒー sサイズ
・プレミアムローストアイスコーヒー sサイズ

・ソフトツイスト

・各種ドリンク sサイズ



以上の9種類。
改めてこうして見てみると
この9種類という数字は非常にバラエティ豊かなラインナップだということが分かる。
これらの組み合わせだけでも、
大体の方はマクドナルドライフを長期間飽きずに楽しむことができるだろう。


「100円あったらマックに行こう。」


このキャッチコピーは決して大げさではなくまごうかたなき真実なのだということが分かる。


そもそもフレッシュネスバーガーって何ですか?


今回の100円フレッシュネスの紹介にあたって
ひとまずフレッシュネスバーガーとはどういったハンバーガーチェーンなのか。
ということを、今一度みなさんと一緒におさらいしておこうと思う。


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フレッシュネスバーガーは、株式会社フレッシュネス(本社・東京都港区)が運営およびフランチャイズ展開している日本のハンバーガーチェーンである。ほっかほっか亭の創業者の一人である栗原幹雄社長が1992年に創業。




「おいしくて身体にいいものを、ていねいに手づくりする。」
をモットーに、ハンバーガーには国産にこだわった新鮮野菜とオージービーフ100%、バンズは栗かぼちゃを練り込んだパンプキンとゴマの2種を使用し、ポテトは北海道の契約農場で作られた北海コガネ。飲み物は搾りたてのフレッシュジュースのほか、オリジナルブレンドのオーガニックコーヒーやオーガニックティー、ビールも一緒に楽しむことができる。



2012年現在日本で189店舗を展開しており、海外でも韓国や香港に出店するなど、世界的なハンバーガーチェーンとして今も成長を続けている人気店であり、禁煙施策を外食チェーンが進める中、分煙だけに留めつつ、完全禁煙の店舗を置かないことでも有名だ。


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100円フレッシュネス


前置きはこのくらいにしておいて
いよいよ本題である100円フレッシュネスを紹介しよう。
一体100円だけで楽しめるメニューがフレッシュネスバーガーには
いくつ存在するのであろうか。





こちらがフレッシュネスバーガーの全メニューである(セット除く)。



よーくご覧頂きたい。
















そう。










結論:100円フレッシュネスは存在しませんでした。


最安でも200円からのメニュー構成となっており、価格展開においてのマクドナルドとの明確な差別化が図られていることが読み取れる。熾烈なハンバーガー業界において「住み分け」は最も大事な要素であるからして、今回の結果には大きく頷くしかできないといったところであろう。残念ながら「100円あったらフレッシュネスへ行こう。」のキャッチコピーは生まれそうにない。100円あるからってフレッシュネスに行っても、一種の社会勉強しかできないのだということを、読者のみなさんは覚えておいて欲しい。


というわけで、次回は100円ファーストキッチンでお会いしましょう。


異常に腹の立つケチャップとマスタードのボトル


提案の月曜日、カナザワケント