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2013年4月12日金曜日

【来客は金曜日】サラリーマンが無理の無い範囲で1ヶ月お小遣いサイトを利用するとどうなるのかやってみた


今週の「来客は金曜日」のゲストライターを務めさせて頂きますこーへいこと松本浩平と申します。前回までは医療関係の記事を投稿させていただいておりましたが、今回は医療とは全く関係の無い記事を書かせていただきました。読んでいただければこれ幸いです。では堅い挨拶はここまでとして本題に入らせていただきます。





ネットでお小遣い稼ぎって実際どうなの?





















先日の休みの日にインターネットで某巨大掲示板サイトを見ていた時のこと


ある記事が目にとまりました


「俺、ニートで引きこもりだけど一日ちょっとネットで色々するだけで月15万以上稼いでる」


この記事を見たらまず誰もが思でしょうね




そんなわけね~だろ!



でまあ、どんな種明かしが待っているのかと思ったら案の定
最近インターネットでよく見る「お小遣いサイト」的なものだということが判明。




インターネット上ではこういったサイトを良く見る上に、サイト利用者が揃って儲かると書いてあるのですが


ハッキリ言って死ぬほど胡散臭いです







しかし現在インターネット上にこういったサイトが多数あるのも事実です。


こういったサイトがなぜ流行っているかの仕組みに純粋に興味が出てきたので、調べてみようと思ったのですが、知り合いに利用者がいないしインターネット上の情報は信頼していないので検証のしようがないというのが現実です。

ということでこういうサイトがどんなものか実際に自分でやってみることにしました。

題して


「サラリーマンが無理の無い範囲で1ヶ月お小遣いサイトを利用するとどうなるのかやってみた」

(以下は私の個人の感想であり結果です。別にこういうサイト支援したり糾弾したりするつもりはサラサラありませんので悪しからず)


下調べ編


まずはじめるにあたってまずはどこのサイトを利用するかが問題です。色々見ましたがまあどこも同じような感じだったので今回は「ポイントインカム」というサイトを利用することにしました。





















この時にわかったことですが、各サイトともだいたい誰かを紹介したら
紹介ポイント的なものが入るとのこと
インターネット上に良いことばっかり書いてある記事のほぼ全ての記事の一番下にはしっかりサイト紹介用のリンクが張ってあるのでなるほどそうかと逆に感心です。




なんだかこの時点ですげぇマ○チ商法くさいですががとりあえずやってみることにしました。



















サイト自体の概要は簡単に説明すると広告とかクリックしたりアンケートとか答えたりゲームをダウンロードしたりといろいろな方法でポイントを貯めてAmazonの商品券やウェブマネーに換金してお小遣いを貯めていくというもの。登録自体はたいした個人情報の入力もなかったので(メールアドレスくらい)スムーズに登録完了。

(最悪これくらいは覚悟していましたが普通に登録できたので一安心)


準備編


さて、登録も完了したところで実際に利用していくわけですが、今回は利用にあたっていくつかのルールを設定してみました


1.住所や携帯やカードの番号は絶対に入力しない
2.何かしらおかしい・やばいと思ったら即刻退会する
3.一日の利用時間は最大でも平均5分以内とする
4.利用期間は1ヶ月間とする


1と2に関しては個人的にNGだと思ったので設定してみました。3に関しては一日5分くらいなら1ヶ月継続して出来るような気がしたからという理由、4に関しては一定の期間内の報酬を計るのに1ヶ月が適当だと思ったので設定してみました。
以上のルールで今回やってみることにします。



実践編

さて、早速はじめて見ましょう
ポイントを貯める方法は色々あるみたいです。


しかし、今回の各種ルールを適用すると意外と貯め方が限られます


以下は貯め方と除外した理由


アンケート系:回答がめんどくさい上に住所が必要な場合がある(1と3に該当)
カードの登録系:ポイントは大きいけど個人情報がダダ漏れ(1に該当)
ショッピング系:小遣い稼ぎで金使ってどうするよ
モニター系:住所が必要(1に該当)
広告クリック系:1クリック0.1円程度とか時間の無駄(3に該当)
ポ太郎ゲーム:大当たり引いて2円だった時は盛大に笑わせてもらいました(3に該当)









その他サービス系:会員登録が必要な場合が多いため却下(1と3に該当)








(下画像はイメージキャラクターのポ太郎)


ということでかなりの方法が使用出来ません。
ではどのようにポイントを貯めていくのか?
今回筆者がメインでポイント入手に利用した方法は無料ゲームのダウンロードです。
理由は下記の通りです。

無料ゲームのダウンロード

  • 意外とポイントが多い
  • 特に個人情報の入力は不要
  • 携帯で出来る
  • 短時間で出来る
  • 邪魔なら消せばいい
  • グリーとかならダウンロードすら不要

ということでこの方法をメインに今回はチャレンジします。

筆者は既にモバゲーとグリーの会員だった為、

①ワンクリックでゲーム起動もしくはダウンロード


②ポイントゲット
③削除もしくは画面を閉じる

といった3工程の繰り返しを行うことでポイントを貯めていきます

チャレンジ2日目以降は新着だけをチェックすればいいので1日平均2分の時間短縮に成功です(というかそれ以外することが無い)

まあ実際こんな方法で金が稼げるわけないと感じつつも当初の予定通り1ヶ月間継続してみることにします。















結果







ということで以上のようなことを一ヶ月前に考えて実行してみましたので結果を報告させていただきます。ちなみに~ポイントではわかりにくいので、円に換算させていただいた内容での報告になります。(ちなみにサイト内では10ポイントで1円)











金額の推移

ということで今回のチャレンジで入った収入合計は


1ヶ月で合計3100円





時間に関しては多い日でも5分程度、
+0円の時は15秒程度なので平均すると大体1日2分く
らいです。

1ヶ月だとちょうど1時間ですね(下調べと準備の時間は割愛)


実際は適当な住所とか個人情報入力してアンケートとか他の方法を使って
ポイントを貯めればもっと収入は増えるかも知れませんし、
他のサイトを並列して使えばもっと貯められるかもしれません。


しかし、どの方法を使用するにしても、
多かれ少なかれ個人情報を安価で売っているという感覚
だけはもっていただきたいです。


インターネットやスマートフォン等の普及により
その辺りの危機意識が希薄になってきているという現実と、
お手軽操作で簡単にポイント貯められるということが、
お小遣いサイトが流行している理由だと今回のチャレンジで感じました。


とまあ、色々と書かせていただきましたが、
私自身はお小遣いサイト自体を批判する気は全くありませんし、
各個人が自己責任の上で利用して収入を得るのであれば、
WIN・WINの関係で利用できる新しいスタイルのバイトなのかもしれません。


ただし中には悪質なサイトもあるみたいなのでご利用の際は注意する必要があるかと思います。



まとめ



結果:時給3100円
感想:意外と稼げたな



以上で今回の「サラリーマンが無理の無い範囲で1ヶ月お小遣いサイトを利用するとどうなるのかやってみた」を終了とさせていただきます。最後まで読んでいただいた皆様ありがとうございました。


後日談


この企画は特に稼ぐことが目的ではなかったので
今回得た収入は家族のために使うことに決めました


今回の使い道
赤ちゃん用 おもちゃ
キリンのソフィー ¥2,520

ではまた、機会があればお会いしましょう。


来客は金曜日 マツモトコウヘイ

2013年4月11日木曜日

【小説】泡になりたい、君と。〈No.8〉

「なんか、あったろ?」
バンタロウは不吉なほどに満面な笑みを浮かべて僕に問いかけた。


僕はその不吉なほどに満面な笑みを横目に見ながらビールに口をつけた。
「やっぱり。」
バンタロウはこれまでか、というくらい顔をしわくちゃにしながら僕の眼球を覗きこんだ。
「お前は核心をつかれるとビールに口をつける。大学に入学した頃と本当に何も変わってないな。お前にとってビールは逃げ道になっている。」
僕は彼の言葉を飲み込み、そしてビールに口をつけた。そして思わず笑ってしまった。僕は確かに核心をつかれるとビールに口をつけていたからだ。ビールに口をつけるという動作に空間の歪みを創りだし、僕は自分のふがいなさを隠そうとしていた。


「バンタロウ、お前はすごい。僕の全てを理解している。理解どころか認識している。」
僕は咄嗟に言葉を返した。


「ビールは味わうもんだろ?」
バンタロウは続けた。
「俺はお前に出会ってビールの味わい方を知ったんだよ。なのに場つなぎにビールを飲むなんて辞めてくれ。」


僕はバンタロウに昨日の夜、奈海から電話が来たこと。そして奈海が結婚していたこと。奈海に子供が二人いたこと。二人とも女の子だったこと、全てを包み隠さず話そうと思った。もちろんバンタロウは僕が昔、奈海と付き合っていたことも知っている。僕はバンタロウに全てを話すことを決意し、今度は前向きにビールに口をつけた。そして、僕はバンタロウの方へ顔を向けた。バンタロウは嬉しそうにこっちを眺め、僕が口に含んだビールが胃袋に流し込まれていくのをただただ待っていた。


「昨日の夜、久しぶりに奈海から電話があったんだよ。」
僕はビアグラスをテーブルに置くか置かないかの微妙なタイミングで口を開いた。

不安定な木曜日, ノムラカズユキ

2013年4月10日水曜日

【地方欄】ボロ家シェアハウス生活が始まりました

わたくしフジモトがサラリーマンを辞め、丹波に引っ越して来たのは昨年(2012年)の1月。

大変寒い中、チャイ(愛犬)と火鉢で温まりながら生活していたのが懐かしいですね。


・・・月日は流れ、丹波での2度目の冬も無事に越し、桜咲く春がやってきました。
 

こちら丹波のボロ家(ぼくの住む大きな日本家屋の愛称)では3月31日より
3人+1匹でのシェアハウス生活が始まっております。


ですが、ぼくは一人の時間が非常に好きな男でして、別に休みの日などで特に予定がなければ、誰かと遊びに行きたいな〜なんぞは思えず、むしろ誰とも会わずにひとりチャイ(飲むほう)やカレーを作ったり、純喫茶で本を読む、はたまた何かを作る(今はボロ家の修繕、テーブル作り、テラス改装)なんかをしたい性分です。

そんなぼくがほぼ四六時中誰かと一緒に居ることになるシェアハウス生活をやっていけるのか・・・


非常に不安であります。


ですが、本日4月10日時点でシェアハウス生活11日目となりましたが、ほぼ問題なく、楽しく日々を過ごせております。

それは、同居人のみんなが性格的に合っているからなのか、それとも、まだ始まったばかりでみんな気を遣って生きているのか(そんな風には全く見えないが)、それはわかりませんが、とにかく毎日寝る前には「今日もいい一日だったな」と思い、自作のベットに潜るという日々を過ごせております。 


今日はそんなボロ家シェアハウスの同居人を紹介したいと思います。


※ちなみにボロ家の間取りにつきましては、昨日のツノダヤマトくんの記事をご確認ください。

昨日のツノダヤマトくんの記事はこちら ⇒ 【地方欄】ボロ家の間取り




ボロ家シェアハウスの同居人①ツノダヤマト



まずはこの人



muffひとり歩きの火曜日担当ツノダヤマト君ですね


彼はmufufutimesをご愛読いただいている皆さんならご存知の通り、去年のクリスマス前から千葉の河川敷でホームレス生活を始め、堂々と3ヶ月間やってきました。

今日でシェアハウス生活も11日目となりましたが、毎日毎食彼が料理を作ってくれます。

シェアハウスでは料理長として今後も頑張っていただきたいですね。



ボロ家シェアハウスの同居人②オオヤマアリチカ



彼はですね、ぼくの2つ下、ツノダヤマトの1つ下の男で、大学の部活の後輩です。

今年24歳、大学卒業したてのフレッシュマンです。(大学1年留年しているため)


彼はぼくを慕って丹波にやってきました。


ぼくを慕っているから神様も微笑み、3月に丹波で採用が決まり、こうしてシェアハウスにやってきたんですね。

彼はすごいところが多々ありまして、とにかくなにを頼んでも迅速に対応してくれます。

上記の写真をご覧ください。

彼はぼくが「阪神が見たい。西岡とか福留を見たい。」と嘆いていると、回線の壊れていたテレビをいとも簡単に直してくれました。

※実際は回線だけでなく、屋根に上りアンテナの向きも調整してくれたとのこと


他にも「朝にパンが食べたい」というと、翌朝にはホームベーカリーで「アールグレイ茶葉入りしっとりケーキ」を焼いて待っていてくれました。


そのほか、まだやってきて10日ほどしか経っていないにも関わらず、下記のような対応を迅速に、かつ美しく対応してくれております。



ありちかくんが丹波にやってきて約10日間でしてきた対応(今後すべて記載していく予定)



この二人がやってきて、わたくし、大変助かっております。

お茶と炭の仕事が終わり、帰ってくると、ヤマトくんがまずご飯を作ってくれる。

なにか不具合が起きると、ありちかくんに報告、するとほぼ次の日の晩には解消されている。

ぼくはチャイ(愛犬)と遊んでいればいいんですね。




いや〜、ぼくを慕ってやってきた二人にはこれからも本当に頑張っていただきたいですね。


ど田舎の水曜日,フジモトユウキ