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2012年6月19日火曜日

【特集】細菌の話 第3話「腐っても発酵」



腐っても発酵


突然ですが、腐敗と発酵の違いをご存知でしょうか。

腐敗はなんか臭そうで虫が寄ってきてグチャグチャなイメージ、

発酵はなんとなく体に良さそう、といった感じでしょうか。


実は、起きていることは腐敗も発酵も全く一緒なんですね。


両方とも現象としては

微生物が生きていく上で、食ったり排泄したりして物質を分解、変化させ違う物質を作り出すこと

なのですが、


その作用が人間にとって有益であれば、発酵
無益であれば腐敗、と、こうなるわけなんですね。



発酵の定義について、小泉武夫著「発酵 −ミクロの巨人たちの神秘−」(中公新書)の中の一節にはこうあります。

筆者なりに定義するところでは、(中略)私たちの生活の身近にみられるアルコール発酵や乳酸発酵といった一般的な発酵のみならず、その領域を超えて、人間をとりまく環境浄化という重要な自然界の微生物活動もまた発酵の分野に入れることにした。この定義からすると、たとえば自然界の莫大な量の動植物遺体の微生物による消化も「環境浄化発酵」であり、また汚泥や淀みなどでメタン菌がさかんにメタンガスをブクブクと吹きあげているのも立派な「メタン発酵」である(以下略)


広義でみれば腐敗もまた発酵であり、自然界にとってみれば無益なものなどなにもない、そういうことなんですね

つまり、

惰眠をむさぼり、朝まで酒をかっくらい泥酔、夕方目を覚ましてはまた酒を喰らい音楽にうちのめされ映画にのめりこんでは陶酔する世の中でいうところの堕落した学生それもまた


発酵


そうなんです、アレは、せっせと時間と金を浪費しているのかと思いきや発酵していたんですね。

世間ではまだまだ誤解されている方が多いようですが、アレは、発酵です。

もう一度いいますが、アレは、発酵です


なぜならこの世に無益なものなどなにもないのですから…



発酵食品の狂気


腐りきった大学生が云々、という話になってしまいましたが、
発酵食品の世界はそんな甘っちょろいものではなく、狂気に満ち満ちています

日本食は発酵食品の宝庫で、味噌や醤油もそうですが、すぐ頭に思い浮かべるのは納豆でしょう。

イメージとして「臭い」というのが挙げられるかと思います。

そこで今回は世界の発酵食品を2つほど紹介したいと思います。


まずはお隣、韓国の発酵食品「ホンオフェ

発酵させればさせるほど身が柔らかくなり、美味。らしい

エイを壷かなにかに入れて10日ほど放置、というエイさえ手に入れば誰でもできる、簡単ずぼらレシピです。

エイの持つ尿素が分解され強力な臭いを放つとされています。

聞くところによると、本場韓国の人間も、ホンオフェ単体ではまず食べることはできず(臭すぎて)、キムチや豚肉と一緒にサンチュに巻いて口にいれ、マッコリで流し込むのが正しい食べ方とのこと。

口に入れ、流し込む…

臭いで呑む、といったところなのだと思うのですが、阿呆ですね。

しかも韓国ではこれが高級食材であり冠婚葬祭時に食される特別な食べ物というのだから不思議です。

また、口の中に長くいれておくと、アンモニアが作用し口がただれるというのだから狂っていますね。それは流し込むしかないなと思います。



そして、イヌイット、エスキモーなどの民族が生んだ発酵食品「キビヤック

キツネなどに食べられないように上に石を置いて2ヶ月から数年間放置・熟成

これは本当に理解し難いことが多いのですが、

アザラシの内蔵を抜き、その中に海鳥を詰め込んで土に埋める

というなにがそうさせたのか全くわからないことが起きています。


宇宙人がやってきて、寒さで頭のおかしくなったイヌイットをからかったと考えるほうが自然です。
 
「おい、アレいるだろ?アレをアレのお腹の中に入れて、そうだな、埋めてみろよ!食べれるようになるから」


そうです、宇宙人は「アザラシ」も「海鳥」も知らなかったはずです。
それなのにイヌイットは真面目だったので、「ありがとうございます!助かります!」などといって実際にやってしまったのでしょう。


そう考えるのが、自然です。



そして驚くべきはその食べ方。いったいなにをどう食べるの?という話です。



海鳥の肛門から発酵した内蔵をすすり、肉も皮を引き裂きながらそのまま食し、頭蓋骨を割り脳みそもいただく














え?













え?まじで?





狂ってますね。

完全に狂ってます。

宇宙人の笑いのセンスに脱帽です。

いや、もしかしたら宇宙人もここまでするとは思ってなかったかもしれません。

「さすがに引くわ……地球人ちょっと危ないわ……」

そう言って地球に来なくなってしまったのかも、しれませんね。


『宇宙人もドン引き発酵食品 キビヤック』


もちろん日本人の私もドン引きです。




それでは次回、細菌の話 最終話「菌ってなんなんだよ」
よろしくお願いいたします。



 ひとり歩きの火曜日,ツノダヤマト

2012年6月18日月曜日

【コラム欄】ダジャレにも決まりごとをつくろうという提案



カナーケンは怒っている


先日、とある関西ローカル局の朝の情報番組をボーっと観ていた。
やっていた企画は日本に住むおもしろい外国人を紹介するという企画。
この日紹介されていたのは恐らくポーランドかどっかの北欧の方
京都の平屋を改築して住み
茶道の先生を職業とするほどの日本通だとの触れ込みであった。
日本人よりも日本の文化に詳しく、柔和で、かつ礼儀の作法を重んじ生きるその姿勢
滑稽さは全く無く、日本に生きる者として
身の引き締まる思いをさせられるほど
素晴らしい人物であったことを記憶している。



その人が今最もハマっているもの。



それは「ダジャレ」



ということで、当然番組スタッフは
「ダジャレのひとつでも言ってもらおう」
とまぁ、そうなるわけである。
事実、日本好きの外国の方にダジャレ好きは多い(気がする。)


「これでダジャレを言ってください。」
スタッフから茶道の先生に手渡されたのは風鈴


「正直風鈴でダジャレを言うのは日本人でも難しいだろ、いや、コレほどの方なら、きっと素晴らしいダジャレを授けてくださるに違いない」



筆者がそう思いを巡らせる中
しばらく考えた後、茶道の先生はとてつもないドヤ顔で突拍子もなくこう言い放った。





「ふうりん雷神。」




















































「?????」




















































「何が茶道だ、何がWABISABIだよ、就労ビザ停止しちゃえ。


と、暴論ながら筆者はこう思ってしまった次第だ。


だって、




風神雷神の話なんて一切出て来なかったし。


絵とかグッズとか何にも家には飾って無かったし。



そりゃ、日本語が完璧ではない外国の方にそこまで迫るのはおかしな話だし
日本文化が好きで風鈴を手渡され、風神雷神とすぐ出てくることにさらなる
感心を覚えなくてはいけないことは百も承知なのだが・・・。


違う違う。



筆者が怒りを覚えたのは茶道の先生にではあらず。


言い放たれたダジャレそのもののルールの無さに対してなのであった。


そもそもなぜ怒りを覚えたのか


例えばこの茶道の先生が
風鈴でスタッフに殴りかかる真似をした後に
「風鈴ガン(フーリガン)」
とか言ったのならまだ納得できる。


行動が伴っているからだ。


もしくは
「いやー、わたしね、めっちゃくちゃビール好きやおまんねんけども、ど~も最近つまさきが痛ーて痛ぁて。どないしたんやしかし、思てましたんや。そんならもーしゃーないから病院行きましたんや、この前。ほんなら医者の先生、何て言うたぁ思います?『痛風』やって。控えなあかんなぁ風鈴体(プリン体)ちり~ん」
とかでもまだ納得できる(腹は立つけど)。


前フリが伴っているからだ。



カナーケンが怒りを覚えた理由はここにある。
茶道の先生は急にカメラ目線のドヤ顔で
ふうりん雷神と言い放った。



その一部始終には
前フリや行動、話の流れ等が一切無く



出てきたダジャレも
ただ単に母音の並びが風鈴と一緒の部分を持つ単語を強引にねじ曲げたただけのもの。


急にそんなものをドヤ顔で乱暴に放り込まれたら
いくら素晴らしい人間観を持った茶道の先生に対しても


「いやいや、筋が通ってねえじゃねえか。このやろう。」


とこうなってしまう訳である。
そう、問題は筋が通っているか否かなのである。


だから、ダジャレにもいくつかの決まりをつくろう


こういった悲劇を繰り返さない為にも
ユーモアの名の下に完全自由主義で無法地帯な節があるダジャレに対して
いくつかの決まりごとをつくる必要性があると考えた。


かと言って「ダジャレ法」なる条文や項を伴う分厚い書物をしたためるヒマは
無い上、ダジャレを気軽に楽しめなくなってしまうのは癪なので今は3つだけ。
また気づいたら増やしておきます。



  1. 前フリの無いダジャレは言わないこと
  2. 常に話の流れに沿ったダジャレを言うこと
  3. 前フリの無いダジャレを言いたくなった場合は、自分からそれなりのアクションを行うこと



この3つの決まりを、
もしも「ふうりん雷神」で守るとしたら



・風神雷神のポーズ(冒頭の画像参照のこと)を決めつつ「ふうりん雷神」と言う=前フリとしての行動が伴っている


・「あれれ、この風鈴、絵柄が無いじゃないですかー。やっぱり風鈴には絵が描いてないとね。後で私が書いときますよ。ふうりん雷神。」=前フリとして、話の流れをつくっている


「ふうりん雷神(ドヤ顔)・・・・・・・・・・・・・・・・・、ごめんなさい、何か変でしたね。」=前フリは伴っていないものの、行動(謝罪)が伴っている


こうすることでつじつまが合って、筋が通る。
聞かされた人も、いくらかスッと受け入れられるはずだ。


まとめ:ダジャレにも決まりは必要、だって立派な文化だから。

誰よりも日本の文化に詳しい外国人の茶道の先生が認めているのだから
ダジャレは日本の誇れる文化の一つといって差し支え無いだろう。
これからも多数の日本好き外国人が訪れ、ダジャレという文化に触れていく中
いくつかの決まりを守るだけで
「日本人はイラッとしなくなるよ」
ということをちゃんと伝えてあげることが、日本人としての重要な役割なのでは
無いだろうかと、そう思う次第である。
ダジャレで締めるんだろうなと思われた読者の方もいただろうが、思いつきません。ごめんなさい=行動(謝罪)が伴っている


「ダジャレ」でgoogle画像検索すると、これが最初に出てきます




提案の月曜日,カナザワケント

2012年6月14日木曜日

【生活欄】新興勢力「大和田エリア」の狙い


いつもお世話になっております。
muffのノムラです。


先週は「福井駅周辺エリア」の素晴らしさを叙述しました。

予告通り、今週は「大和田エリア」を特集します。



まず「大和田」という地名。耳にしたことがある人なんてほぼいませんよね。読み方は「オオワダ」です。「ヤマトだ」ではありませんので。


念のため。



まずはどんなところかWikipediaさんの力を借りて説明しましょう。




市場周辺の区画整理事業にあわせ国道8号沿いと福井北インターチェンジの近くという好立地により2000年頃より大型商業施設が次々建設され、現在では30を越える大型商店及び新聞社や放送局(福井放送)が密集し、「福井の副都心」と言われるようになった。週末にはフェアモール福井を中心に大規模な渋滞が発生する。 ―Wikipediaより引用




大方の人はイメージできたでしょうか。要はここ数年で目覚ましい発展を遂げているエリアなのです。


特にWikipediaの引用で注目してほしい部分は、


大型商業施設が次々建設され、現在では30を越える大型商店及び新聞社や放送局(福井放送)が密集し」


この部分ですね。


福井市内に大型商業施設なんてほとんどありません。

そのほとんどが大和田エリアに集まっているといっても過言ではないのです。

そして密集する大型商業施設の中核を担っているのが、フェアモール福井通称、Lpa。そう、Lovely Partner 略してLpa(エルパ)



ある人はLpaをこう例えます。


「間違いない、Lpaは福井の♠3だよ。他県のジョーカーにだって勝てる」


またある人はこう言います。

「福井という穏やかな湖の生態系を壊した外来種だ、奴はブラックバスだよ」

       


さて、何を隠そうこのLpaが開業したのが2000年です。

そしてLpaを皮切りに大和田エリアは盛り上がりを見せてきました。



大和田エリアを語るにはLpaを決して外すことはできません。

いわば真冬のコタツに水ようかん的なことですね。(福井の慣習です)



そしてLpaの実態、つまりテナントはどうなっているのだ、ということでよね。食品売り場や映画館、本屋にCDショップに加え、もちろん名だたる大手が凛とたたずんでおります。ユニクロ、ビレバン、無印、ABCマート、スタバ、等々



ちなみにスタバは福井市内でいうとここしかありません。唯一のスタバです。福井県内で見ても2店舗しかなく、そのうちの1店舗と考えると希少性の高さは折り紙つきです。



どうでしょう。Lpaの魅力は伝わったでしょうか。まだわからないという方はコープデイズカルフールをイメージして貰えれば良いと思います。
もちろんこれで終わりではありませんよ。大和田エリアを舐めないでください。



冒頭でも言ったようにLpaはあくまで中心です。中心は中心です。包括はできない。
福井駅周辺エリアにない魅力。それは家電量販店です。福井駅周辺エリアには家電量販店が0店舗に対し、和田エリアには5店舗もある。



※コジマは7/1をもって閉店(福井新聞より)
※100満ボルトは本社が福井でいわゆる地場の量販店



上図のように名だたる家電量販店が密集し、大和田エリアを囲んでいる



もうお気づきでしょうが、食材からファッション、そして家電まで大和田エリアで全て揃ってしまうのです。



ちなみに紙面の都合上、省略しましたが、大和田エリア内にはおしゃれなカフェ、ケーキ屋、花屋、車の販売店、等々もあります。なにせ全てが完結するのです。
カップルのデートや家族で週末のおでかけにはもってこいの場所なのです。(全ての恋が完結するとは限りません



大和田最高!!




と、思わず叫びたくなりますよね。
しかし勝負ということで、弱点も掲載しておかなければなりません。




簡潔に言いましょう。


車がないと行けない。(電車が通っておらず、近くに駅がない)

そして必然的に居酒屋が少ない。


以上です。


来週は、実際に福井の人の意見を参考にし、この勝負にケリをつけたいと思います。



「福井駅周辺エリア」VS「大和田エリア」


の熱い戦いに、乾杯




※実際、Lpaはフェアモール福井の一部分なのですが、福井市民は通称Lpaと呼んでいるため便宜上、上記のような書き方をしています。いわゆる現場目線ですね。



それでは皆さん、ごきげんよう。muffのノムラことノム―でした。


P.S. そろそろ皆さん福井に興味が湧いて来ましたね。ムフフっ。





不安定な木曜日,ノムラカズユキ