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2012年10月19日金曜日

【来客は金曜日】もしも個人向けに医療機器を売ったなら~前編~





カナザワ記者より引き続き原稿依頼がありましたので、寄稿させていただきます。


松本浩平(マツモト コウヘイ)と申します。


詳しい経歴等は前回の記事もしくはプロフィール欄を参照願います。
とまあ堅苦しい挨拶はこの辺にして、
今回の記事も医療系の内容で書かせてもらったので、
よろしくお願いします。



なぜ気づかなかったのだろうか


それは先日の小学校時代の友人Aとの電話での会話でのこと(一部抜粋)





友人A「そういやお前いまどんな仕事してるんだっけ?」


   「病院の移転新築のコンサルティングしたり、それにかこつけて医療機器を売ったりしてるで。
    医療コンサル兼ディーラーって感じの仕事かな。」


友人A「あ~なるほど!MRね!」


  「うん、俺が自分の仕事を説明すると99%そのMRっていう単語で返ってくるんだけど全然違うから!MRっていうのは医薬情報担当者のことで、
  俺いま薬の話は1ミリもしてないから!


友人A「あ~なるほど。そういうことね。理解した。つまりは富山の薬売りみたいな仕事っちゅうことやな!」


  「MRがな!もう何でもいいよ。」


友人A「でもそれやったらまっちゃん(筆者)は仕事が病院相手やからいいよな。俺なんて怪しげな個人向けシステム(何か入れるとネットとか電話とか安くなるらしい)を各家庭に訪問販売だからきついわ。個人はまじ恐ぇよ。俺も法人販売が良かったわ。」



友人Aのその言葉を聞いた瞬間、かつて無い衝撃を受けた。
そして同時に自分の中にひとつの疑問が生まれた。


「なぜ僕はいままで個人向けに医療機器を売ってこなかったのか?」


現在日本の病院と呼ばれる施設は約8500~9000施設 (詳しい数は忘れた)
  • ここに記載している病院とは全てベッド数が20床以上の医療施設です。日本では20床以上が病院で20床未満の医療施設は診療所等にあたります。また各地域内でベッド数の上限が決まっているため、地域内のベッド数に余剰が無ければ、どこかの病院が潰れるか、上限ベッド数が増えない限り病院は建てられません。


日本の人口は1億数千万人いるので、個人向けに販売すればたかだか9000施設の顧客なんて目じゃないじゃないか


なぜ今まで気づかなかったのか悔やまれます


ということで今回は医療機器が自宅にあることの素晴らしさを知ってもらうべく執筆させていただきます。もし今回の記事を読んで購入を検討される方がいましたら、ぜひ松本まで御一報願います。皆さんからの熱いコールをお待ちしております。


個人向けに売る商品とは


上ではああ書きましたが
はっきりいって個人向けに営業しても医療機器が売れる可能性は薄いと思います。
では何を売るか?
どうせ可能性が薄いなら思い切って高額な機器にしましょう。
高額な機器とは何か?ずばり大型放射線機器です。
機器によっては年に1~2台売れれば、
その年の個人の営業数字を達成出来るような代物です。
例え売れる可能性が低くても売れれば金額が大きいので戦略性は十分と考えられます。
ということで、今回は放射線機器が自宅にあることの素晴らしさについて皆さんにお伝えさせていただきます。


  • もしも自宅にCTがあったら


(東芝社 Aquilion One) 


さて、早速ご紹介させていただく商品はCT(コンピューター断層撮影装置)です。
簡単に説明すると体を輪切りにして断面を見て異常が無いかを診断する装置です。


(注:本当に人体を輪切りにはしません。あくまでもコンピューター上で輪切りにするので、人体には影響ありません)


事故とかして病院に運ばれると撮影したりするアレです。
様々な病気や異常がわかります。


もし自宅にあれば、普段から撮影検査を行うことで、
自身の体の異常を早期に発見できます。
CTはよく○列CTと呼ばれる場合もあり、○に入る数字が高ければ高いほど一般的には撮影時間が早いです。
必ずしも列数が多い=良いCTというわけではありませんが、
今回はそのCTの中でも現在販売しているCTの中でも一番列数が多い


東芝社のaquilion ONE(320列)をご提案!






価格は諸々オプションもつけてなんと読者様サービス価格で2億円!



もちろん、分割金利手数料はmufufutimesが負担!!!




これは買いですね!









まあ自宅で毎日検査なんてした日には
放射線に被曝しまくった挙句に癌になったり、
放射線防護してない部屋で使ったら周りの住人も被爆したりと
デメリットもありますが、あなんてこと無い瑣末なことです。


mufufutimesは最近アマゾンの広告を掲載しているみたいですが、
残念ながらアマゾンでは購入出来ないので、ご購入を検討されている方は松本まで御一報願います。





後編へと続きます。

来客は金曜日 マツモトコウヘイ