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2012年12月10日月曜日

【総集編】muff座談(前編)~mufufutimes半年間を振り返る~

とりあえず、半年やったので振り返る


今年の6月にひっそりと始まったこのmufufutimesも
最初の内は「今日1日誰も読んでねえじゃねえか!!」
阿鼻叫喚の起こる程の弱小サイトだったものの


いつの間にかあれよあれよと言う間に記事総数約100本を越え
大勢の方たちにそれなりに毎日閲覧して頂けるようなデジタル自治報になった。


「それと同時に個人個人それぞれに沢山の積り積もったモノがあるのではないか」


そう考えたmuff一同は12月某日それらを吐き出し散らすべく
こっそりと半年間を振り返る対談を行なっていた。


mufufutimesを半年やって、楽しかったことは?


カナザワ「というわけで、開設から半年経ち、
     記事総数も100本を少し超えたところでで
     すね、キリが良いのではないかということで
     軽く振り返るべく座談をしようというワケで
     す。」


フジモト「そうですね。いや、長いようで短
     かったというのが正直なところですが、思え
     ば色々なことがあったものです。」


ノムラ「プライベートでは色々ありましたけ
    ども、mufufutimesの裏側ではどういったこ
    とがあったのかは、読者の皆様には伝わりに
    くいところもありますでしょうし、この座談
    記事でそういったものを知ってもらえると良
    いですね。」


ツノダ「半年やった、じゃあ振り返ろう。す
    ごくシンプルなことですよね。肩の力を抜い
    て読んでいただきたい。」


カナザワ「まず、最初の座談のテーマですが
     『半年やってきて、楽しかったことは?』と
     いうことなんですが」


ノムラ「やはり、全員が同じ目標に向かって邁
    進できたことじゃないですかね。」


カナザワ「おっ、ノムラくん。ふる前から率先
     して言ってくれたね。」


フジモト「ちなみにその同じ目標ってのはなん
     ですか笑?我々もしかしたら統一で
     きてないかも知れないけど・・・笑」


ツノダ「目標なんて決めたっけ笑?」


ノムラ「世界を半笑いの渦に巻き込むこと、
    でしたよね?」


カナザワフジモトツノダ「???」


(一同苦笑)


カナザワ「今ノムラ記者は我々を苦笑いの渦に
     巻き込んでくれましたが」


ノムラ「半笑いこそ爆笑でしょ。」


フジモト「おお!」


ツノダ「ぼく普通に今爆笑してしまっている」


カナザワ「(一体ノムラは何を言い出してる
     んだろう)」


ノムラ「一人一人の半笑いが世界規模になると、
    爆笑になるんですよ。だって一人だけの
    爆笑って切ないでしょ?」


フジモト「(この流れおもしろいなぁ、これで
     座談終わってしまうんじゃないだろうか)」


ツノダ「(ノムラの独壇場だな)」


カナザワさっきから言ってることの中身スカスカ
     すぎるだろ、いい加減にしろよ(激怒)


ノムラ「・・・不器用でごめん。」


フジモン「ヤバい笑」


ツノダ「まぁ不安定な木曜日だしね。しょうがない。」


フジモン「(空気を変えていかなければ)いやね、
     毎週記事書くのがやっぱり楽しかった
     ですよ!個人のブログでもなければ日
     記帳につける日記でもない、常に読者
     のみなさんにムフフという笑いを伝え
     る文章を書く、何か今までできなかっ
     た「モノを書く」という体験が出来ま
     したよ。ええ。」


ツノダ「それは確かに全員に言えることでしょう
    ね。僕も毎週記事書くのは性格上苦しい
    ことでもありましたが、やはり楽しかっ
    たですよ。まぁノムラくんはずっとずっと
    辛い辛い言ってましたが。」


カナザワ「そらそうだろ。半笑いしか生み出せな
     いような記事しか書いてないんだから
     (まだ激怒)」


ツノダ「厳しいなぁ笑」


(ここでノムラしばしの間押し黙る)


フジモト「毎日小さな感動や発見を大事にする習慣
     が週に一度記事を書いていく中で自然と
     身についていくのを感じましたね。そして
     それをFacebookのようなSNSとは違った
     形で沢山の人と共有する。この上ない新鮮
     な喜びを感じたよ。」


カナザワ「そうだよね。週に一度記事を書くというの
     は一見容易なルールのように見えるんだけ
     ど、記事を書いてそれをみんなで確認し合
     い、校正し、意見を交えながら再度訂正し
     たりしていくという過程を経るので、実は
     なかなか大変だったんですよね。みんなそ
     れぞれ仕事もあるし笑」


ノムラ「そう、書いてからが大変というか。でもそれ
    があったからこそ自分の気付いてない落ち度
    に気づいたりできて、すごく勉強になりました。」


ツノダ「あと僕は、浅草を一万円で飲み歩くっていう記事
    を書いたんですけど、個人的にプライベ
    ートでむしゃくしゃすることがあって、
    とにかく浅草で楽しんでやろうと。でも
    そこでテキトーに楽しむだけでなく、意識
    的に記事にできるような色付けをしたとい
    うか、それが1万円でっていう制約なんで
    すけど。ひと味違う楽しみ方に目を向ける
    ことの楽しさはありました。」


ノムラ「確かにあの記事は浅草の写真の雰囲気の良
    さも相まってすごく読んでておもしろい記事
    だった。」


フジモト「うん、良かったよね。自分だけ楽しむ
     のと、その後記事にして読んでもらう
     人まで巻き込んで楽しんでもらうのと
     はもう、全然違うからね、それは楽し
     いだけじゃなくて難しいところでもあ
     るんだけど」


カナザワ「mufufutimesの記事っていうのは、規格
     が統一されてるんですよね。例えば小見
     出しが濃いオレンジ色だったり、文中の
     文字の色はなるべく黒一色、フォントも
     ひとつで。とか。ブログサイト的には当
     然のことなんだけど、はじめる前は不安
     もあった。『規格を細かく決めると、そ
     れぞれの記事が同じ人が書いたもののよ
     うに見えてしまって、個性が消えるので
     はないのかな。』って。」


フジモト「でもそんなこと一切無かったよね。」


カナザワ「そうなんですよ、そこが個人的にとても
     楽しい発見だったというか。『文章だけ
     でやはり個性って出るんだな』って思い
     ました。」


ノムラ「僕個人としては、mufufutimesを介して
    今まで接したことのない世界の人々と繋
    がってる実感があって良かった。それは
    さっきもフジモトが言ったように、SNS
    とは違う何かなんだろうね。うまく説明
    できないけど笑。」


フジモト「それこそゲストライター(mufufutimes
     では、不定期の金曜日『来客の金曜日』
     と題したmuff以外の記者を迎えてのゲス
     トコーナーを設けている)には人生の
     先輩が多く、様々な考え方や行き方を示
     してくれて、とても勉強になった。」


カナザワ「さらに、そういった方達の記事を校正して
     、より良い記事になるために構成の提案を
     したりするやりとりができたのも大きい」


ツノダ「気を使いますからね。『ここバッサリ切った
    ら怒られるかな笑』みたいな感じで。でもそ
    こはバッサリいく。あくまでmufufutimesと
    してそこだけは譲らないぞ、なめんなよ、的
    なところはあったし、そこのせめぎ合いも楽
    しかった。」


ノムラ「でもほんと、ノーギャラだしとてもめん
    どくさいだろうけど、頼んだ人はほとん
    ど快く受け入れてくれて、ほんと助かった。
    mufufutimesは良い人達に恵まれています。」


フジモト「なんだろ、話してみたら楽しかったこと
     だらけだね、こりゃ!!」


カナザワ「楽しくなかったのはこの座談会の最初
     の流れだけだったよ・・・」


(一同笑)


じゃあ逆に辛かったことは?


カナザワ「楽しかったことを振り返った後は、
     当然辛かったことということになるんですが」


ヤマト「でも正直週一回決められたルールに
    のっとって記事を書くっていうのが
    意外としんどくて辛かったってこと以
    外は、特に無いですけどねぇ笑。」


(一同、共感したように頷く)


ノムラ「あとは、ネタが尽きていくことへの
    焦りとかかなぁ笑。特に手応えのあ
    る記事を書いた翌週とかは悩ましい。」


フジモト「それ分かるわぁ笑。比べられたら
     イヤやなぁ、とか。」


カナザワ「しっかりと記事を事前に沢山書いて
     おいて、全体的な流れを考えて記事
     を挙げるスケジュールができればい
     いけど、ところがそうは上手くいかない笑」


フジモト「毎日色んな人がそれこそパソコンや
     スマホで気軽に読めるムフフなデジ
     タル自治報を目指してるから、文章
     の多さとか、内容の重さとかのバラ
     ンスを取るのも難しかったよね。結果的
     にシリーズや前後編になったとしても、
     『あれで良かったのかな?』と考える
     ことはある。」


カナザワ「それが今後の僕達の課題でもあるよね。」


ツノダ「あと例えば、iPhoneを壊した記事を書いた
    んですけど、僕これでiPhone壊したの2回目
    なんですよ。当然『うわっ、またやっちゃっ
    た!!』って落胆して絶望するんですけど、
    それと同時に『やばい、おいしい(記事に
    なる)』とも思ってしまう。でも後々考える
    とそれっておかしいですよね笑」


(一同笑)


ノムラ「軽い職業病みたいになってしまってるね、
    それは笑」


カナザワ「でもそう思えることで少しでも気分的
     に楽になれるんだったら、mufufutimes
     は逆に僕達を救っている部分もある」


フジモト「いや、それは良く考えすぎでしょ笑」


カナザワ「あと、しょうもないことにはなるけど、
     ハンバーガーの記事深夜に書いてたら
     ハンバーガー食べたくなったり。それを
     我慢するのは地味ながらも本当に辛い。」


ノムラ「食べればいいじゃないですか。僕
    ビールの記事ビール飲みながら書いて
    ますよ。当然。一種の取材ですよ、取材」


フジモト「それは都合良すぎない笑?でも僕も
     舟屋の記事を書いてる時は『新鮮な魚
     また食べたいな~』って、たまらなく
     なったし。すごく分かる。」


ツノダ「まぁ、でも舟屋の記事読んでたらそれ以上
    に辛くなることもありますよね。」


フジモト「それはお前もお互い様だろ!!やめて!!」


カナザワ「みんなそれぞれの辛いことを抱えながらも
     頑張ってるワケですね。でも辛いことって
     ほんと、あまり思いつかない。辛かったと
     いえば座談会の最初のノムラくんが・・・・」


ノムラツノダフジモト「もういいだろ!!それは!!」



後編へ続きます



提案の月曜日、カナザワケント