先週で涙の最終話となった「細菌の話」ですが、
はやくも番外編として帰って参りました。
第1話「細菌が見えない」で、菌は見えないほうがグッとくる
と、主張しまくっていた私ですが、今日はあえて、
菌の『見える化』に挑もうではないか、そう考えています。
出来るだけお付き合いください。
検索エンジンで『見える化』
インターネットを利用する上で欠かせないのが、そう、
Google、Yahoo!などの検索エンジンです。
欠かせない、というよりも、これがないとはじまらない
スープを飲むにはカップが必要
デートをするには彼女が必要
ディスコに行くにはソウルが不可欠
ネット泳ぐには検索エンジン
というかんじですね。
では、どのように検索エンジンを使い『見える化』するか。
簡単です、検索窓に「菌の名前」+「見える化」
このように入力し、検索。
すると検索結果に、1平方センチ当たりの菌の平均個体数が表示される
ようにGoogleさんが設定してくれるだけ。
検索した場所の季節や湿度などを天気予報情報から組み込み
その菌の生育環境に応じて個体数が変化するわけですね。
Twitterで『見える化』
Twitterといえばもう説明不要、鳥のマークのSNSですね。
このTwitterを使って『見える化』していきます。
このように菌のアカウントがありますね。
このアカウントが
・季節
・温度、湿度
・フォワロー数(酸素濃度)
・フォロワーの男女比(男が多いと酸性に、女が多いとアルカリ性に傾く)
によって増殖します。
つまり、菌アカウントをフォローするとこのように
このアカウントはナットウ菌ですので高温に弱く、冬に最も活発になり、
酸やアルカリに強いためフォロワーの男女比に関係なく増えていくことになります。
どうでしょう、スパムとみなされますか?
Googleメガネで『見える化』
Googleメガネ |
検索エンジンで「菌の個体数」、Twitterで「菌の特性」を『見える化』しましたが、
もうこれは近未来のSF的ツール
完全なる『見える化』が可能と思って良いでしょう。
Googleメガネに菌を検知するセンサー(的ななにか)を装備するだけ
これだけですべて『見える化』するわけですね。
空気中の常在細菌を検知し表示(前がまったく見えない)
電車のつり皮の細菌を検知し表示(吊り輪がどこか見えない)
友人、恋人の皮膚に生育する菌を検知し表示(顔が見えない)
なんと、
完全なる『見える化』による『見えない化』が生まれます。
見なくていいものを見ようとすると、見えていた大切なものが見えなくなる……
なんという自然界の摂理。
それならば見なくていいものは表示しなければいいわけですね。
世の中の菌をすべて表示するなんて阿呆なことする必要はないのです。
Googleメガネをなめてはいけません。
必要なものだけ表示するなんてこたぁ朝飯前というものです。
これが可能になると、
電車のつり皮、トイレの便座に有害な細菌はいるのかどうか検知し表示
食品が腐敗しているかどうか細菌を検知し表示
子供の手にバイ菌が付着していないか検知し表示
などなど様々な可能性が考えられますね。
見えないことによる不安が解消される時も近いかもしれません。
すでに見えてる疑惑
さて、みなさんも薄々お気づきだったのではないでしょうか?
「カビは?」
と。
カビ(黴)とは、菌類の一部の姿を指す言葉である。あるいはそれに似た様子に見える、肉眼的に観察される微生物の集落(コロニー)の俗称でもある。
ーWikipedia
菌、見えてますね
それではこのへんで失礼いたします。
また来週どうぞよろしくお願いします。
ひとり歩きの火曜日,ツノダヤマト