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2012年7月23日月曜日

【社会欄】自治会はもちつき大会をやりたがる2





大反響につき早くも第二弾


前々回の記事である「自治会はもちつき大会をやりたがる」
http://mufufutimes.blogspot.jp/2012/07/blog-post_09.html
これが各方面からなかなかの好評を得たので、早くも第二弾です。
というよりも、かき集めたネタが記事の長さの都合上余ってしまっていたので、
早く消費してしまおうという魂胆でもある。
まさに正月のお餅が余ったので雑煮を毎夜連食するがごとく、だ。





もちをつかなきゃ自治会じゃねえのであって、なのでポスターで紐解いてみよう


全国津々浦々さまざまな自治会が毎年もちつき大会を行なっており、必ずお知らせのポスターが町の掲示板かどこかに貼り付けられている。
そのポスターはまさに十人十色、ユーモアに関してこれ以上ない出色の出来であるものが多いのである。
みなさんも色んなポスターに色んな思いをお持ちになるはずだ。












・東京都板橋区東新町二丁目町会主催のもちつき大会のポスター。
まず目に付くのは中央に据えられた大胆にも3つの杵で豪快につかれた餅の画像である。個人的にもちつきはひと臼ひと杵というルールが存在すると勝手に思い込んでいただけに、非常に衝撃的な写真である。また、雨天中止がマジックで消されているのも興味深い。必ず晴れと確信できる何かがあったのだろうか、それとも雨風を凌ぐ対策を講じたのだろうか。気になる所である。やきいももあるよの何ともいえない優しさに胸をしめつけられる。














・神奈川県川崎市の小杉御殿町1丁目会主催のもちつき大会ポスター。
まず見て欲しいのが左上にいる杵を持った臼のキャラクター。実はこういった「臼が杵を持つ」という特徴のキャラクター、色んなポスターで見られそうだが、意外と起用されていない。さながら自給自足、自動でもちをついて町内会から寵愛されそうなキャラなのにも関わらず、だ。また注目して欲しいのは、もちつき大会並びにお楽しみ会への参加資格の厳しさである。特に、(今年度、誕生日を迎えて4歳になる年少)という条件によりいっそうの厳格さを感じる。小杉御殿町1丁目にこれらの条件を持った子供が一体何人いるのだろうか。また、「今年も、中原小学校の体育館だよ!!」と強調しているが、よほど皆が開催を待ち望む素晴らしい場所なのであろう。









・東京都足立区北増田橋町町会主催のもちつき大会のポスター。
もうこのポスターのポイントは非常にシンプルかつ質実剛健である。
この絵だ。
なんて悪い顔をした少年なのだろう。
本当にもちつきを楽しんでいるのであろうか。
もしかして、町会が仕込んでいたおもちにこっそりいたずらをしている不良なのではないだろうか。
臼の異様な黒さが、この少年の心を表していまいか非常に心配である。
洗練されたもちつき大会の情報量がさらに絵の異質さを引き立てている。
と、そこまで言うと言い過ぎか。






まとめ:もちは餅屋、もちつき大会は町内会


ニ度に渡ってもちつき大会の様々なポスターを見てきた訳だが、みなさんはどのように思われただろう。おそらく、つきたてのお餅を食べたかのような満腹感に襲われているのではなかろうか。そう、それぞれの自治会のもちつき大会に例え参加はできなくても、ポスターを見るだけでまるで参加したかのように楽しめるほど、もちつき大会のポスターには大きな魅力があるのだ、と筆者は信じて止まない。みなさんもそれぞれお住まいのもちつき大会のポスターを街で見かけたら、今一度じっくり眺めてみてはいかがだろうか。




もちを食べる元横綱・武蔵丸(本名フィアマル・ペニタニ)



提案の月曜日,カナザワケント