RSSリーダーで購読する

Google Readerへ追加

2013年4月24日水曜日

【地方欄】最近のフジモトの仕事(近況報告)

フジモトの働くお茶と炭の製造から販売までを行う徳寿園では今の時期が非常に忙しい。

というのも、基本的に春から秋にかけては無農薬・無化学肥料にてお茶をつくる。

茶園をぐっすりと休ませてあげる冬場は、今では作り手がわずかしかいない伝統ある茶道用の道具炭(菊炭)をつくっている。

今の時期はちょうど炭の仕事とお茶の仕事が重なる時期だ。

炭の仕事として、毎日山にスパイク付きの足袋を履き、チェーンソーをかついで山に入り、菊炭の原木となるクヌギを切り揃えに行くか、その原木を炭窯に一本ずつ並べるか、はたまた焼き上がった炭をまた炭窯から一本一本取り出すか・・・とにかく炭の仕事は本当に忙しい。(しかもかなりの肉体労働)




一方、茶の仕事はというと、丹波の新茶の時期(だいたい5月中旬から6月上旬にかけて)がどんどん近づいてきているため、茶園の整備として草刈り有機肥料の散布などを行っている。

また今年は先代(2代目)が3年前から栽培していた茶の木の苗と山に自生していた茶の木を自園に植え替えるなどの仕事を行っており、これまたかなりな肉体労働のため休憩時の茶や晩ごはんが最高に美味しいと感じる日々が続いている。

いつも疲弊し、「そろそろ休憩したいなぁ」と思いだした頃(だいたい15時ごろ)おばあちゃんが茶とお菓子、みかんなどを手に登場する。

わたくしフジモトはいつも思う。

「おばあ、最高なタイミングっす」


茶をすすりながら五月晴れの空を見上げ、こうも思う。

「ええ仕事やなぁ」

山奥の茶園に向かう途中の風景(2013年4月22日撮影)



ここは山々に囲まれ、キジがキャーキャー鳴き、車も滅多に通らない、通り過ぎるのは郵便配達の原付バイクかタヌキぐらいだ。

そんなところで汗を流し、僕にしかつくれない菊炭や、無農薬・無化学肥料で美味しいお茶をつくる。

そのための修行

この仕事でしっかりと食っていくためにも炭やお茶の良さを知ってもらうために自分たちで営業に出る。

今日もmuffツノダヤマトと一緒に4/26にグランドオープンする大阪北ヤードのグランドフロント大阪の内覧会(旬食マルシェ)に出店している。
※4月より月火水曜日はツノダヤマトも徳寿園で働いている

旬食マルシェとはぐるなびさんがグランドフロント大阪内のうめきた広場に新規オープンするショップ「旬食ラウンジ」の期間限定イベントとして開催されるマルシェだ。

徳寿園は4/26,27,28,29の4日間と、5/3,4,5,6の4日間に出店。
 
開催時間は10時〜16時まで。
 
 
ぜひ、ゴールデンウィーク、梅田周辺にお越しの際は
「イケメンファーマー・フジモトくん、ファイト!」

 と、一言添えてお立ち寄りください。

お待ちしております。


会場の伊勢丹側JR大阪駅コンコース階段降りてすぐのうめきた広場横(1階)



〜これまでのタンヴァでの仕事に関する記事はこちら〜

【地方欄:丹波】炭焼きという仕事

【地方欄:丹波】おじいちゃんの技

【地方欄:丹波】『働く』ということ


ど田舎の水曜日,フジモトユウキ